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マンションから放射線 [雑感]

 マンションから放射線、というととってもセンセーショナルに聞こえます。
 新築マンションに浪江の砕石、高い放射線量
 実際は、毎時約1.24μSv、年間では約10.86mSvという、人体に影響を与える(年間100mSv)には程遠いレベルでしたので一安心でした。
 今回の事故では、原発からの放射性物質は主に塵芥となって降り積もったのですが、それを考えた対策を取れていなかったという、ここでも政府の初動の間違いがぼろぼろと出てきてしまいました。
 あれだけ専門家をそろえていたのにこの体たらくと。あの専門家の方たちには問題解決能力がない、ということなのでしょうね。

 年間100mSvというのは、チェルノブイリなどの過去の事例を踏まえた上での基準になります。
 簡単に言うと、
 ・年間100mSv以下では過去誰も(大人も子供も)放射線で病気になった例はない。
 ・年間100mSvを超えると放射線で病気になった例があるので対策を講じましょうね。
 ・年間100mSv以下の場合は他の原因で病気になるほうが確率が高いので無視してもかまわない。
 という疫学的な意味です。

 それに対して年間1mSvというのは、
 ・年間100mSvを超えないために、通常は年間で[自然放射線量+1mSv]に抑えるようにしましょうね。
 ・年間100mSv以下でも、無視できるほど少ないとはいえ確率は存在するので、なるべく少なくしましょう。
 ・どこかの独自調査では100mSv以下でも有意な問題があった、という主張。
 という政治的な意味です。

 ちなみに、日本の自然放射線量は平均で年間1.5mSv(毎時0.17μSv)です。ですので誰でもこのくらいの放射線は常時浴びている(被曝している)ことになります。これに+1mSvですので、平均年間2.5mSv(毎時0.29μSv)が、[自然放射線量+1mSv]の平均的な値という計算になります。この値は、世界での平均的な自然放射線量とほぼ同じです。また世界では場所によっては年間数十mSvを越える地域もありますが、特に人体に問題は起きていないということです。

 現実的には、年間100mSv以下の被曝より、タバコや食品/ダイオキシンなどによる害のほうが桁違いに人体に悪影響があるわけですから、そちらのほうを大々的に報道してほしいものです。


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